情シス

情シスは出世コースではない!でも今後は?

Nayami
Nayami
情シスは出世コースじゃないの?なんでかな?

こんな疑問にお答えします。

情シスが出世コースでない理由

結論から言うと、経営者がシステムについてお金がかかる割には効果のないものと捉えているからです。

では、なぜ経営者はそのように考えるようになってしまったのでしょうか。

システム構築を外部に任せているから

「餅は餅屋」ということわざがあるように、日本企業のシステムの大部分はシステム会社が構築・保守しています。

システム構築にあたっては、システム会社は、基本的に要件定義書をもとに設計したシステムを構築して、お客様に納入します。

利用会社が納入されたシステムを実際に使ってみると、「上手く動作しない場合がある」、「思っていたのと違うな」といったことがほぼ必ず発生します。

上手く動作しないものについては、一定期間(瑕疵担保期間)であれば直してもらうよう主張できます。

しかし、思っていたのと違うものについては、追加でお金を払う必要があります。なぜなら、システム会社は利用会社がお願いした通りに構築しており、全く非がないからです。途中で、あれこれお願いされた通りに作っていたら、人件費がいくらあっても足りません。

自社でシステム構築していたら、柔軟に変更することができますが、そんな人材はいないため、泣く泣く高いお金(何十万〜何億円)を追加で払うか、渋々使いにくいのを我慢することになります。

すると、コストが膨れ上がるか、使いにくいあまり結局使われないシステムができあがるのです。

システム会社は、お願いした仕様を満たすシステムは作ってくれますが、それ以外の部分や導入効果までは保証してくれないのです。

利用部門を巻き込んで作られていない

システム会社が、お願いした仕様どおりにしかシステムを作ってくれないのなら、利用部門と協力して要件定義をすればいいのではないかと言った声が聞こえてきそうです。

実際、会社に入るとわかるのですが、縦割り組織(セクショナリズム)と言って、部署間の協力がなかなか得にくい空気感になっているのです。学校で別のクラスに入りにくいのと似ているかもしれません。

情シスの役割は、そういった空気感をものともせず、各部署の協力を得て業務プロセスの分析や課題を指摘し、効果的な要件定義をすることです。

問題は、業務プロセスを改善すべき部署がその会社のエース部署であるところであることが多いです。具体的には、製造部や営業部ですね。利益を生み出している部署のため、出世部署とみなされていることも多いです。

それに対し、情シスは部署カーストでは下の方という共通認識があり、なかなか相手にされないのが現実です。部活カーストで、卓球部がイキったサッカー部や野球部になぜか下に見られている現象と似ています。(本当に理不尽!)

これからの情シスに対する会社の評価は

では、情シスの会社からの評価は低いままなのでしょうか。

私は、今後の情シスは評価が上昇していくと考えております。

というのも、世界でGAFAが幅を聞かせて、日本企業が相対的に弱くなっていく中、コロナが追い討ちをかけて、とうとう変革しないと生き残れない状況にまでなっているからです。

今まで、システムを軽視し続けてきたツケが回ってきたと言ってもいいでしょう。

実際、大手企業の情シス要員の求人が目立ってきたように感じます。

まとめ

現時点では、情シスは会社内での立ち位置が弱く、出世コースとは言いにくいでしょう。これは、全社的にシステムを作るといった動きがなく、効果的なシステムが作れていなかったことに起因しています。しかし、今後はシステムを刷新していかないと会社が生き残れない状況にあるため、情シスの立ち位置は上がっていくと思われます。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です